ピッコマで独占配信中のマンガ「シンデレラは私ではなかった」(原作 G-ANNE先生、漫画 doba先生、コンテ Kim Joon Kee先生)5話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
セシオが貸してくれたハンカチを見つけたテリル。
彼の身を案じ、弟ジェモンとの過去を思い出すのでした。
身分を理由にテリルに手を上げるジェモンの母。
ジェモンはマザコン。母の味方でした。
2人は別れ、涙を流すテリルの前に現れ、ハンカチを手渡したのがセシオだったのです。
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シンデレラは私ではなかった 5話のネタバレ
セシオの夢と首都に向かうテリル
テリルが階段を踏み外した時、素早く駆けつけその腕を取ったのは、なんとセシオでした。
車椅子のセシオが立っていることに戸惑うテリル。
!!!
はっとしたテリルは目を覚まします。
夢だと気が付くとホッとため息を吐きますが、リーハン家に来て3年も経ってからこんな夢を見るなんてと不思議に思うのでした。
その横では父が腕組みをし、稽古場のど真ん中で眠るとは!とテリルを揶揄います。
座り込んで話をする2人。
そろそろ親バカになっても良いのではと言うテリルに、戯言かと返すラシェル。
母の具合を尋ねると、相変わらずだが神官を呼んだからじきに治るだろうと答えます。
更にテリルがここに来られた訳を尋ねると、ジッと娘の顔を見つめ、一言。
明日首都に行けと言う父。
あまりの急な話、そして自分一人だということに戸惑っていると、ラシェルは昨夜皇帝が暗殺されたのだと言いました。
!!
一体誰がと尋ねるテリルに、タニタール公爵が裏で糸を引いていることを示唆し、兵士を装った何者かの仕業だろうと答えます。
タニタールは血筋の良さ以外は何の能力もないものを見つけ出し、その者を新しい皇帝…つまりは自分の操り人形にするのだろう。
ただ、自分には急務があるため、後継者のお前が代わりに先に行けと言うのでした。
テリルは準備を整えると再び父の前に現れます。
そこに、馬車の準備が整ったと言うアンドラ。
出発の挨拶を聞いた父は後から行くと告げ、 母にまめに手紙を書いてやれと言うのでした。
この皇帝交代劇の裏で動く何か。こちらまで影響があるとは限らないものの、ホワイトポールの代表として、ラシェルとテリル父娘には首都での動きを確認する必要あるのでした。
ラシェルとイズリットの馴れ初め
時は遡り、22年前のことー
ベッドに座るラシェルの母は新米の侍女を見るなり、この令嬢は私の代わりに魔獣に襲われ命を落としたエイビに似ていると言いました。
それに、私のために命がけで極寒の北部まで来てくれたんだもの。いつか私が死んだら自由にしてあげるのが道理だと言うのでした。
そんな母に対しラシェルは、新米侍女の将来などどうでもいいと言います。
それでも一応名前を尋ねると、彼女は頬を赤らめながらイズリット・ウィンターグラスですと答えました。
そう、若き日のテリルの母なのでした。
ラシェルはイズリットに、母上に仕えられるのは幸運なことだと言いました。
そして魔法契約書を確認し、イズリット・ウィンタークラスはエリザベス・リーハンの侍女として仕え、勤務期限はエリザベスの死ぬ日までとすると内容を読み上げます。
更には、エリザベスが死去した後、自由の身になったイズリットを追わないものとし、この契約の有効期限は22年とする。
この約束を破った者は命を持ってその対価とすると書かれていたのでした。
ラシェルは母に、この様なことまで魔法契約書にお書きになるとは・・死んだ侍女に似て罪悪感が湧いたのでしょうかと口にしました。
そして一番下の代理署名人の欄にサインをしたのでした。
これがテリルの父と母、ラシェドとイズリットの出会いでした。
はじめに恋に落ちたのはイズリット。一目惚れでした。
しかしラシェドには婚約者がおり、イズリットは自分の気持ちを隠していたのです。
そんな中ラシェドの母、エリザベスの容体が悪化するにつれ、リーハンの権威は弱まっていきます。
まだ若かった公爵のラシェドを見下した元老会の者たちは、エリザベスに仕えるイズリットに対し、度を越した言動をします。
美人になったなとイズリットの手を掴み、リーハンを離れて自分の所に来ないかと誘ったのです。
イズリットが毅然とした態度で手を振り払い、公爵様に報告すると言うと、ラシェドを侮辱する発言が。
そんな元老会の者たちの唯一の誤算・・
それはこの若き侯爵はラシェド・リーハンであると言うこと。
ちょうどその場に居合わせたラシェドはこっそりと2人の会話を聞き、その後元老会の男を問い詰め突き飛ばしました。
男の体は窓ガラスを突き破り、悲鳴を上げながら窓の外へと落下していくのでした。
このことをきっかけにラシェドは元老会を解散させます。
そしてイズリットに対し、あんな男にチャンスを与えるくらいなら俺を選べと言ったのです。
元老会によって婚約させられそうになっていたイズリット。
そして片思いの相手であったラシェドがそれを取り消してくれ、自分と結ばれることになったのです。
そうして2人は婚約式をあげて幸せな日々を送っていました。
愛の始まり。誤解の始まり。
ただ、イズリットは体が弱く、その日も体調が思わしくありませんでした。
そんな愛するイズリットの体力を気遣い、子供はいらないといったラシェド。
イズリッドの負担を考えると妊娠はとても危険だと判断したラシェドは、子供など面倒だ..そんな誤解を招く言い方をしてしまったのです。
それから間もなくエリザベスがこの世を去り、イズリットは新しい命を授かります。
ラシェドか
子供か
イズリットは考え抜いた挙句、子供を取ると言う苦渋の決断をしました。
ラシェドのことは愛していました。
しかし、子は面倒だと言って望まなかったラシェド。
その真意を知ることもなくイズリットはリーハンを去ったのでした。
ラシェドもまたイズリットを愛していました。
しかし、魔法契約書には自由の身になったイズリットを追わないと言う条件があり、この契約は22年もの間有効であること・・
イズリットが去ったこの時からは20年間は彼女を追うことが出来ません。
それを知って去ったのか・・・
やるせない気持ちに囚われたラシェドは、いくらでも待ってやると決心したのでした。
シンデレラは私ではなかった 5話の感想
テリルの両親、ラシェドとイズリットの出会いや別れ、そして愛する故の気遣いや誤解、様々なことが分かりましたね!
一見クールなパパ、ラシェドですがイズリッドを深く一途に愛していたのですね。
それにしても20年・・ ため息が出てしまいました。
そして、不思議な夢の心優しきセシオ。なぜか彼とテリルが結ばれてほしいと思ってしまった私です。
夢は再会の予兆であってほしい!!(個人的願望!)
まとめ
今回の記事では、シンデレラは私ではなかった5話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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