ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)7話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
皇族になった時のために教養を身につけたいと言うリリエン。
これまで学んでこなかったのかとセドリックは驚きますが、すぐに手配すると言います。
その日、リリエンの結婚相手の祖父、ヘメンリンナ大侯伯が訪問し、リリエンは贈り物をもらうの代わりに贈り物を手渡すのでした。
→→ 前話「リリエンの処世術」ネタバレ6話はこちら
リリエンの処世術 7話のネタバレ
リリアンの婚約者ダミアン
リリアンの婚約者ダミアンは、側近であるアイバン・アイザックより、甥っ子に対して言葉が過ぎているとの声が上がっていると報告を受けます。
甥っ子は8歳のマテオ皇太子。
彼の父親は皇帝に殺されています。
ダミアンはそんなマテオに対し、食事をしないのならば皇帝陛下の元へ連れて行くと言ったのです。
脅しとも取れる行為への非難に、本気なわけないだろとしれっと返すダミアン。
そもそも僕に子供の世話をさせたお前のミスだと開き直るのでした。
(見た目が良くても性格がこれでは・・)
アイバンは、まさか事態になるとは思いませんでしたよ!と反発します。
すると声色を変えて彼の名を呼び、冷たく見据えるダミアン。
思わずすくみ上がるアイバンに、今日は命が惜しく無い奴が多い様だと言うと、直ちに口を閉じて頭を下げます。
ダミアンは今後はマテオに関して逐一報告することはやめ、生死に関しても放っておけと言うのでした。
(なんて物言いだ・・)
そう思いつつベルトの修理が終わったことを告げ、それを差し出すアイバン。
するとそこにはリリエンがファルミアン伯爵に贈ったタッセルがつけられていました。
・・これは?
ダミアンに聞かれると大侯伯に結ぶ様にと言われた、とアイバン。
タッセルをじっと見つめる様子に、アイバンはゴクリと唾を飲み込みますが特に気にする様子の無いダミアンにホッとします。
そして脇に抱える書類は何かと聞かれると、殿下の婚姻証書ですと言って手渡すのでした。
非公式な結婚とダミアンの推測
帝国での婚姻証書は、提出から3年以内であれば結婚破棄が可能です。
それを利用し、戦争中に婚姻で結ばれた同盟を裏切る行為が多発したのです。
未然に防ぐためには、実際に結婚する3年前にあらかじめ婚姻証書を交わすことが唯一の方法でした。
ただ、ほとんどの貴族はその様なことはせず、自分たちの好きな時に結婚・離婚をします。
つまり3年も前に証書を交わすのは、
・死ぬほど愛し合っている場合
・破棄が出来ない事情がある政略結婚の場合
この2パターンだけなのでした。
非公式ながら、これでご結婚されたと言うことです。おめでとうございます!
アイバンはお祝いを述べますが、ダミアンはパラパラと書類をめくりリリエンの名前を確認すると、興味なさそうにポイっと放り投げてしまいます。
大事な書類だと大慌てで拾い上げるアイバンをよそに、それよりも出陣の準備だと言うのでした。
このタイミングで命令書が届くはずは無いのでは?アイバンが返すと、兄上の考えはお見通しだと言うダミアン。
マテオを脅す僕のことは邪魔なはずだから、じきそうなるだろうと言うのでした。
そしてクロードは、正式な皇太子のマテオを今すぐ殺しはしないだろうと推測します。
なぜなら、暗殺による継承で貴族たちも落ち着かない中皇太子を殺せば、反乱が起きかねないから。
きっとクロードは展開が自分に有利になるのを待って、時が来ればマテオが自ら継承権を放棄するよう仕向けるはずだと断言するのした。
10年も経てば、もうマテオのことを気にするものは居ないだろう
ここまで言い切るダミアンに、まるで確信しているかの様ですね、とアイバン。
すると、僕でもそうしたはずだと薄く笑うダミアン。
そして軽蔑し合っていても兄弟なんて所詮考えることは一緒だと言うのでした。
大侯伯からの破格の贈り物
その頃ー
リリエンは礼法作法の教師、ラニスター前侯爵夫人からお墨付きをもらっていました。
これなら予定通り「スズランソロリティ」に参加できそうだと言うラニスター夫人。
緊張した様子を見せるリリエンに、社交界は戦場であり良いソロリティへの所属はとても重要だと教えます。
前世にソロリティに入ったことはあったものの、礼儀も知らないのかと令嬢たちに小馬鹿にされていたリリエン。
そのせいか、先生に迷惑がかかったら・・と弱気な様子です。
ラニスター夫人はリリエンの不安を受け止めつつも、今のあなたであれば恥をかくことはありませんよと力強く激励するのでした。
するとリリエンに笑顔が戻ります。
そこに、準備はできたかとセドリックが姿を見せました。
笑顔で見せ、心の中で自分を落ち着かせるリリエン。
するとアレンが大侯伯様からプレゼントが届いていますと箱を持ってきました。
リリエンが大侯伯にタッセルを贈って以降、妙なライバル意識を芽生えさせるセドリック。
箱を見つめる血の気の引いた顔から満面の笑みに戻すと、リリエンに箱を開けるようにと言います。
そこには・・!
煌びやかな戦争の除幕を記念して、というメッセージと共に皇后様のコレクション「光の涙」シリーズで一番有名なネックレスが入っていたのでした。
周囲の驚きの声。
私には恐れ多いとドキドキするリリエン。
ふう・・
セドリックはため息を着くと、これをソロリティにつけていけば注目を浴びることは間違いないと言い、自分もリリエンに同感だと言います。
しかし、大侯伯様からの贈り物だからな・・そう言うと、あれ以上のものはそう簡単には見つけられないだろうと心の中で思うのでした。
リリエンの処世術 7話の感想
なんだかマテオが可哀想・・ありきたりな感想かもしれませんがそう思いました。
そしてダミアンは冷たそうな・・・。
ただ、私の中では祖父の大侯伯は高感度の高い人物(個人的な好みですが)。
孫のダミアンが本当の悪党であれば婚約者のリリエンにこんな贈り物はしないのではと思いました。
これ以上ない宝飾品。さすがのセドリックも絶句していましたね。
煌びやかな戦争の除幕を記念してと言う言葉も、全てを知り尽くした大侯伯ならではの贈り物ですね。
さて。ラニスター夫人の太鼓判をもらったリリエン。
スズランソロリティではどんな姿を見せてくれるのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ7話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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