ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)5話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
甘ったるく苦いリリエンの淹れたお茶。
それでもこのひと時に癒されたセドリック。
翌日再び兄を訪ねると、乳母を解雇し怖くはないのかと聞かれます。
私はお兄様の妹だと真っ直ぐ答えるリリエンにグッとくるセドリック。
新しい侍女にはこの城の侍女長、ハイウェスが任命されます。
→→ 前話「リリエンの処世術」ネタバレ4話はこちら
リリエンの処世術 5話のネタバレ
リリエンの変わりように動揺するセドリック
リリエンの診察を行いながら、今日は大人しいですね…と訝しげな様子を見せる医師のショー・ウィンストン。
お世話になっているので先生の言うことはきちんと聞こうと思ったとリリエンは返します。
今まで嫌がっていたのに、とまだ疑いの眼差しを向けるウィンストン医師に、病気がきっかけで考えが変わったことを告げるリリエン。
それでも薬を飲まないための演技かと怪しむウィンストンに対し、目の前でそれを飲み干して見せるのでした。
よく頑張ったと伝えるウィンストンですが、苦味さを必死に我慢するリリエンの様子を見て、やっぱり子供は子供かと思うのでした。
セドリックはアレンに、リリエンのことを尋ねようと声をかけますが、やはり何でもないとその言葉を引っ込めてしまいます。
お嬢様が何か・・?
気になる様子で顔を覗き込むアレン。
セドリックはリリエンと共にティーセットを運んできたアレンの姿を思い出し、いつのまにリリエンと仲良くなったのだと聞きました。
さらには、最近のお前はおかしいと言われると、侯爵夫人が亡くなり過去は水に流したのだと言います。
とても愛らしい方ですし、あの乳母のことも追い出してくれました
アレンは片手を胸に当て頭を下げると、あの方こそがイシュラルの血筋であり、自分は誤解していたと述べるのでした。
そこまで聞くと、僕の妹だということを忘れていないか?と威嚇し、火花を散らすセドリック。
存じておりますと返しつつも火花を散らす二人をウィンストンが制し、お嬢様に何か問題でもあるのかと尋ねました。
すると、何も話してくれないし、あの年齢でスキが無いとため息をつく2人。
(こんなことで俺は呼ばれたのか!?)
内心ツッコミを入れるウィンストン。
甘えても来なければわがままを言うわけでもなく、ただ笑ってまるで全てを悟っているかの様だと言うセドリック。
急に大人になったようで心配なんだと言うと急にダンッと机を叩き、医師であるウィンストンに年頃の子供にはよくあることなのかと聞いてきたのです。
珍しいことだと答えつつ、本人に直接それを聞いたのかと尋ねるウィンストン。
沈黙してこちらを見つめる2人を見るなり、聞いていなのいだなと悟るのでした。
リリエンの招待を受けるセドリック
その時、侍女がドアをノックし、お嬢様は本日は外でのお茶会にご招待したいとおっしゃっていますと言伝ます。
(これはチャンスだ!!)
セドリックは早速お茶会に向かうのでした。
水辺の近くの芝の上に用意された白いテーブルセット。側には侍女たちが並んで控えていました。
リリエンがハイウェスに耳打ちすると、畏まりましたと言ってパンッと手を叩きます。
ハイウェスは、今日よく働いた者には褒美があるから皆持ち場に戻りなさいと言って侍女たちをその場から離れさせたのでした。
ハイウェスに感謝し素敵なロケーションに感激するリリエン。
しかしセドリックは本当に来てくれるのだろうかと不安げな様子です。
するとハイウェスはチューリンの者は皆イシュラルの名に忠誠を誓っており、お嬢様の役に立てることが幸せなのだとリリエンを安心させるのでした。
リリエンが皆の気持ちを無駄にしない様にしたいと笑うとハイウェスは感激で胸を打たれます。
お茶会に姿を見せるセドリック
そこに、いい天気だなと言ってセドリックが姿を見せると、大喜びで駆け寄り抱きつくリリエン。
軽々と抱き上げると、喜びとはこんなにも簡単に溢れる者だったのかと感じるセドリック。
そしてリリエンを椅子に座らせ自らも席に着くと、婚約や現状についてお前から聞きたいことは無いのかと尋ねます。
兄の気持ちを察したリリエン。彼女もまた自分なりに考えていました。
ルッフェバイン皇家の3兄弟・・
前帝の長男は原因不明で若くして亡くなってしまった。
幼い皇太子を押し退け次男が皇位に就くも、その過程で前帝に忠誠を誓っていたリリエン
の父、先代のチューリン選帝侯が犠牲になったのです。
そのため次男を牽制し、皇太子を守れる三男とリリエンが婚姻するのは当然の流れ。
しかも彼は戦闘で多大なる功績を残していたのでした。
13歳から戦場で反乱を抑制し周辺国も取り鎮めた、生きる攻城兵器。
レーングラド要塞を守り、称号インペラトル・レーングラドを手に入れた生きる伝説。
前世で読んだ本によれば、リリエンを愛さなかったものの彼女の死後は荒れに荒れ、自分の息子に殺されるまで殺人を行っていたのでした。
ただ、浮気をしたことも私生児が登場したこともなければ、リリエンが息子に手を上げた時でさえリリエンに暴力を振るったこともなかったのです。
(正確には、きっとそこまで私に興味がなかったんだろうな。)
それより、大悪党ながらもあれだけお金を貯めギャンブルもしなかったと言うのなら・・結婚してもいいんじゃ無いかしら?
(愛の無い結婚に、今更期待なんて無いし)
リリエンはセドリックに向き合うと、結婚は決まったことでは?と確認し、私はただ犠牲になるつもりは無いと答えるのでした。
きっとお兄様も闇雲に相手を選んだわけではないでしょう?
それに対し、それはそうだが・・と尚も心配した様子のセドリック。
すると、
同盟は同行に勝り、神の誓いは同盟に勝る
リリエンはそう言って、この結婚はチューリンの娘である私にとって、義務であり責任だと言うのでした。
そしてチューリンだけでなく自身のためにも大公殿下と結婚しますと言い放ったのでした。
リリエンの処世術 5話の感想
リリエンの変化はセドリックには不思議でたまらないけれど、感心と愛情が芽生えている様ですね。
自分はチューリンの娘であり、結婚は義務であり責任。
三男の功績も相当なものですね。
物語はまだ始まったばかり!お話を読み進めてみようと思います!
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ5話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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