ピッコマで独占配信中のマンガ「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」(原作 lazypiece先生、作画 salty先生、文 dancheong先生)13話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
デネブの夜、ラ・フロイドに向かう2人。
寝室にはベッドが1つ。
エレノアは、嫌なことはしないというリアン手を縛り熟睡してしまいます。
一方皇宮ではカラーブリア公爵が大慌て。東部のエイブロト公爵は何かがあったはずだと言います。
リアンの不在にアイリーンは怒りに震えー
→→ 前話「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」12話ネタバレはこちら
→→ 「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」ネタバレ全話(更新中)はこちら
男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 13話のネタバレ
手首の跡は、運命の夜を過ごした対価
翌朝ー
リアンによく眠れたかと聞くエレノア。
ほとんど寝ていないと答えるリアンに対し、人の家で寝坊までしてしまったエレノア。
ちょっぴり恥ずかしそうに、私はぐっすり寝ましたけど・・と照れた様な困った様な顔をします。
チラリとその様子を見て、そうみたいだなと僅かに顔を赤くするリアン。
そして何気なく手首をさすると、エレノアは彼の肌に跡がついていることに気がつきます。
きつく結び過ぎてしまったのかと心配になりリアンに尋ねると、そうではなくリボンが切れない様に手に力を入れていたらこうなったと言います。
背を向けて眠っているエレノアを後ろから腕に閉じ込めるように抱きしめていたリアン。
自分を抑えるために必死に耐えていたのでした。
これが拷問だったら即自白していただろう。
拷問のつもりはなかったとエレノアが答えると、心配しなくて良いとふっと笑うリアン。
そしてエレノアの髪についた羽毛を優しく取りながら、そなたと運命の夜を共にした対価なのだからと言うのでした。
2人はドキドキしながら見つめ合います。
リアンはエレノアの名前を呼ぶと彼女のそばに手をつき、思わずキスをしてしまいそうになります。
濃厚な空気に包まれ、エレノアはギュッと目を閉じます。
しかしそんな気持ちどうにかやり過ごし、そろそろ戻らなくては とキッパリ口にするのでした。
名残惜しそうに引き止めるリアンに、一晩だけの約束のはずだと背を向けるエレノア。
するとリアンは咄嗟に手を伸ばし、帰る前に伝えたいことがあると言うのでした。
未来の無い不確かな関係
ギュッと手首をつかまえると、俺と正式に交際してほしいと言いかけますが、その言葉は途中でかき消されてしまいます。
お断りします。
振り返ることなく言い放つエレノア。
彼に惹かれている自分がいることも確か。けれど、乗り越えるべき壁は高すぎるものでした。
それに、会ったことは無いと言えど自分がマリチェ男爵夫人であると言う事実。
おまけに皇女まで関わっているとなれば、公爵家は私たちの交際を決して認めない。
結局、互いに傷つくだけー
エレノアの何を言っても無駄だと言う言葉を聞いたリアンは、シュンとした様子で少しは自分のことを好きでいてくれたかと思ったと言います。
思わず、もっと現実的になって欲しい!とキツイ言い方になるエレノアですがー
・・もう・・俺に会えなくなってもいいのか?
その言葉に振り向いてしまいます。
俺は絶対にそんなことは無理だ
リアンはそう言ってエレノアの指先を優しく包み込みます。
ぎゅっと目を閉じた後、エレノアは言いました。
それは私たちが堂々と会える状況を作ってからおっしゃってください、と。
ピクリと反応するリアン。
自分の手を握るリアンの手に、空いている自分の手を重ねエレノアは言います。
この状況で交際に踏み切ってしまえば、自分は家も仕事も全てを失うこと。
そして、リアンの父は私兵を送らせてまで私たちを捕まえようとしていたことを。
エレノアは悲しげな目をすると、未来のない不確かな関係に全てをかけるつもりはありません、そう言ってリアンの手を離すのでした。
確かなものが必要。そう考えたリアンはー
帰宅したリアンにブレインは、なぜ皇宮に来なかったのかと問います。
非番だと伝えていたはずだ、とリアン。
そうじゃなくてパーティーのことだ!
・・で、その女はどうしたんだ?
ため息をつくブレインに、リアンは1人で帰ったと言いました。
(げ!!)
ブレインは、リアンの父親が許すはずがないと言いますが、呆気なく護衛を付けたと返されます。
ならば初めから隠れて会えよ!
ブレインが言うと、リアンは彼女のことを隠すつもりはないと言うのでした。
まさか正式に付き合うとでも言うのかとため息をつくブレイン。
しばしの沈黙の後、たまりかねたブレインはお前は頭がおかしいんじゃないのか!と大声で言い放つのでした。
俺は冷静だ。
リアンはそう言うと、2人に未来はないと交際を断られたと打ち明けます。
(相手はまともなようだな)
ふうっとため息をつくブレイン。
しかし、リアンの頭の中はエレノアでいっぱいです。
ここに至るまでの彼女の言動を振り返ると、確かに自分勝手だったことにも気がつきます。
未来のない不確かな関係に全てをかけるつもりは無いと言ったエレノア。
それを思い出すと、ならば確かなものが必要だとボソリと呟くリアン。
するとガバリと立ち上がり、父上に会いに行くと言います。
焦ったブレインは会ってどうするんだと聞きます。
リアンは紅茶を飲み干し、エレノアにプロポーズをすると答えたのでした。
男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 13話の感想
リアンって純粋で一途なんだな、と自分の中では推しになりつつあります。
それにあんなに美しいエレノアになってみたい・・
目の前に恋する女性がいる。しかも同じベッドで眠っているのに両手をリボンで縛られ、これが解けていたら2度と会わないと言われてしまう・・
男性にとってこれってどれくらいの苦痛なんでしょうか・・相当自制心が必要そう。
リアンには長い夜だったでしょうね。
そしてエレノアに突きつけられた現実によって行動を起こそうとするリアン。
この一夜の代償は大きなもの・・続きを読み進めたいと思います。
まとめ
今回の記事では、男主人公を誘惑するつもりはありませんでした 13話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
→→ 次話、「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」14話ネタバレはこちら
→→ 「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」ネタバレ全話(更新中)はこちら